水いぼQ＆A～とったほうがいいの？？～｜糀谷こどもクリニック｜糀谷駅、蒲田駅近く

こんにちは。

5月になりました。少しずつ暑くなってきましたね。
今日は、皮膚科の病気「水いぼ」についてお伝えします。

【水いぼって？】

お子さんによくみられるウイルス性（伝染性軟属腫ウィルス）の皮膚感染症です。

集団生活やタオルの共有、プールやお風呂などで肌と肌が擦れることでうつります。

　　　みずいぼとイボはどう違う？？

【どんな症状？】

皮膚と同じ色の１～５mm程度のポツポツが多数出現します。

２～３個のこともあれば５０個以上になることもあり、個人差があります。

光沢がありキラッと光るところが水滴のようにみえることから、水いぼと呼ばれるようです。

【どうやって治すの？】

①自然に治す

　⇒６か月～３年程度で、免疫ができると自然に治ります。期間には個人差があります。

②摘除

　⇒ピンセットでつまんで取ります。痛みを伴いますので、当院では麻酔テープをお渡ししております。

③内服

　⇒ヨクイニンなどの漢方は皮膚の免疫力を高める効果があるといわれています。水いぼに対して即効性はなく、数か月～数年の内服となります。

【保育園や幼稚園へ行ってもいいの？】

学校保健法では出席停止になる感染症には定められていません。

「多数の発疹があるものについては、水泳、プールでのビート板や浮き輪の共用をしない」と表記されており、園によってはプールや水遊びができない場合があります。

【その他に注意すること】

著しい乾燥肌など皮膚の状態が悪く、特にアトピー性皮膚炎や湿疹がある場合には、感染のリスクが高くなったり感染した場合に水いぼの数が増えたりしますので注意が必要です。

保育園や幼稚園、小学校などで水遊びやプールが始まる前に、ぜひ当院へご相談にいらしてください。

水いぼ摘除の処置は事前に準備いただくことや処置のためのお時間をいただく必要があります。

まずは皮膚科でご相談を承り、処置のご案内をいたします。

処置の日時を決めて後日ご来院いただきます。

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※ご相談ご予約当日の処置はお受けいただけません。予めご了承ください。