低身長の診断
成長ホルモン分泌不全性低身長の診断にはホルモン分泌刺激(負荷)試験という特殊な検査が必要となります。
この検査で成長ホルモンの分泌が基準を下回っていれば、診断が確定します。この検査自体は1~2時間で終了しますが、専門的な知識を要するため、総合病院や大学病院に入院した上で行われることがほとんどです。
しかし当院では入院ではなく、外来で行うことができます。
患者さんおよびご家族の負担を大幅に軽減できると思われます。
そのほか身長に影響する甲状腺ホルモン、染色体(女児の場合)、骨レントゲン、頭のMRI検査などを行うことがあります。
上記の疾患全てに共通しているのは、成長ホルモン治療の開始年齢が低いほど、治療効果が高いという点です。
すなわち、「早期発見、早期治療が大切」ということです。
身長は一定の年齢になれば止まってしまいます。後から、あの時もっと早く受診し、治療していればもう少し身長が高くなったのに…という声もしばしば耳にします。
お子さんの身長のことで少しでも気になったときはまずはご相談ください。
順番を追って詳しく説明します。ご家族、ご本人たちとよく相談しあって診断・治療を進めていきます。
お子さんが低身長かどうか、以下で確認ができます。
成長曲線PDFダウンロード
手書き用の成長曲線シートがPDF形式でダウンロードいただけます。印刷してご利用ください。
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