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成長の専門外来でできることPart2|糀谷こどもクリニック|

成長の専門外来でできることPart2

皆さまこんにちは。

前回は「成長の専門外来でできることPart1」をご紹介しました。

→前回のブログはこちらをクリック!

 

今回はその続きとなります。

受診されたらまず問診や診察、成長曲線の作成、レントゲン撮影など

様々な方法で検査していきます。

その結果さらに詳しい検査が必要となりましたら精密検査を行います。

今回はその精密検査についてお話します。

 

☆血液検査☆

血液検査で下記のような成長に関連するホルモンの値を調べます。

 

ソマトメジンC

⇒成長ホルモンによって肝臓から分泌されるため、成長ホルモンの量を間接的に把握できる。

甲状腺ホルモン

⇒代謝に関係するホルモン。数値が低い場合は身長の伸びが低下する可能性がある。

・男性ホルモン(テストステロン):

⇒成長ホルモンの分泌を促進する働きがある。骨や筋肉を発達させ身長の伸びに影響がある。思春期に入っているか確認のために検査をする。

・女性ホルモン(エストラジオール):

⇒骨密度の維持や血管拡張などの働きがある。思春期に入っているか確認のために検査をする。

 

☆成長ホルモン分泌刺激試験☆

血液検査の結果によって、後日「成長ホルモン分泌刺激試験」を行います。

この検査では点滴と採血をしながら成長ホルモンの値を計測していきます。

入院で行う医療機関が多いですが、当院では午前中に検査を実施し、日帰りで行うことができます

前日の夜ご飯を食べた後、22時以降は食事は摂らないで行います。

水分は糖分を含まない水やお茶は飲んでも大丈夫です。

予約の状況にもよりますが土曜日の検査も実施しています。

 

 

さらに必要時、脳に腫瘍があるかなど、脳の病気が隠れていないかを確認するために、近くの病院をご紹介しMRIを受けていただきます。

精密検査の結果、成長ホルモンの値が治療の基準を満たした場合は、保険適応での治療開始となります。

 

治療の適応とならなかった場合でも、数か月に一度のペースで、経過をみさせていただき、ベストなタイミングでの治療を提案しております。

また成長に大切な睡眠や食事などの生活習慣についてもお伝えしております。

自費での治療も行っていますのでまずはご相談ください。

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院長 髙木 優樹
記事監修
院長 髙木 優樹

慶應義塾大学医学部卒業、慶應義塾大学医学部小児科学教室入局、慶應義塾大学医学部大学院博士課程、東京都立小児総合医療センター内 分泌代謝科医員、川崎市立川崎病院小児科医長 川崎市小児慢性特定疾病審査会委員

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、日本内分泌学会内分泌代謝科小児科)専門医・指導医、日本内分泌学会評議員、日本小児内分泌学会評議員、日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医

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